ここでは、データ活用で一番最初に頭に入れておきたい、「データ活用の流れ」について簡単にお話します。
この記事を読めば、以下が分かります。
・データ活用の流れ
・データ活用で登場する技術キーワード
・他企業へデータ分析を委託する場合に、依頼主と委託先のそれぞれの作業範囲
ぜひ最後までご覧ください。
▶データ活用の流れを知る!
データ活用は試行錯誤の連続で、とても時間がかかります。
すこしでも効率的に進めるには、その作業の流れと内容を知っておくことが大切です。
まずは全体の流れをざっくりと説明しますので、流れのイメージを頭の中に入れてみてください。
以下は、弊社で行うデータ活用の流れを簡単に整理したものです。ご確認ください。
この流れ図は、「解決したい課題」が ”明確” になっていることを前提としたものです。
データを活用する目的は「課題を解決する」ことです。
これは基本であり非常に大事ですので、ぜひ覚えておいてください。
ただし、実際のところ「データを活用したい!」というお客様で、解決したい課題をしっかり持っているという方は非常に少ないです。
それもそのはずで「一度もデータを活用したことがなく、データ活用でどんなことができるかわからないのに、データを活用して解決したい課題を明確にしておく」ということは困難です。
ですので、例えば、弊社ではこのデータ活用プロジェクトの前段階として、お客様の「課題を発見する」お手伝いを行うこともあります。
データ活用の経験がなく、自社のみでデータ活用が難しそうだと感じれば、弊社のようなデータ活用をお手伝いできる企業へ委託、連携してみてください。
そのときは、以下のような作業分担になります。
データ活用の専門企業と連携し、データを活用しながら、徐々に自社内のデータ基盤を構築してください。
そしてデータサイエンティストチームを編成して、最終的に自分たちでデータ活用ができることを目指してください。
データ活用が内製できることは非常に価値があります。
なぜなら、課題解決はもちろんですが、企業のDX化において「内製によるデータ活用」はその中心的要素だからです。
▶”継続的” に課題を解決しよう!
データ活用の目的は「課題を解決する」ことだと書きました。
これは正しいのですが、もう一つ重要なことをお伝えします。
データ活用はあくまで「課題解決の道具」だということです。
データ活用を行って得られる最終成果物は、「課題解決の具体策とその実行計画」です。
ほんとうに課題を解決するには、この成果物を業務へ反映し、「解決策を実行」していかなければなりません。
そして、これは一度行えばいいというものではなく、以下のように継続的に取り組むことが重要です。
継続的に課題を解決していく仕組みは、めまぐるしくニーズが変化する現代を生き抜くために心強い武器となるでしょう。
ぜひ、データ活用を自社のプロジェクトとして取り入れ、より一層の企業・製品価値の向上を実現させてください
▶データ活用の事例を、別記事にて準備中!
データ活用に初めて取り組む方は、活用事例が気になると思います。
事例をみて、自社の状況と照らし合わせることで、課題に気づける可能性がぐんと高まります。 現在、弊社での事例をわかりやすくお伝えするべく、別記事を準備中ですので、少々お待ち下さい。
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