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時系列データってなんだ? #時系列データの本質と時系列データベースを使った取り扱い方にフォーカスしたIoTエンジニア必見の技術情報サイト



こんにちは、時系列データプロダクト開発チームです。

今回も「時系列データの本質と時系列データベースを使った取り扱い方にフォーカスしたIoTエンジニア必見の技術情報サイト」として時系列データってそもそも何か?に迫ってみます。


皆さんは時系列データと言われて、どんなデータを想像しますか??

温度、湿度だったり、最近だとコロナの影響で二酸化炭素、株価データを想像する読者もいるかも知れませんね。


そもそもどんなものかも想像つかなかった、、、という方もいるかも知れません。

安心してください、いまから説明します。

まず最初に時系列データを一言で説明すると「時間とデータが対になったもので、1年単位、1日単位、1秒単位などある一定の間隔で計測された一連のデータ」です。




▶時系列データのイメージ

 

室温を例に説明をがんばってみます。

時系列データを集めて可視化するまで
時系列データの時間軸と収集と蓄積と可視化のイメージ

ここでは部屋の温度を計測したいので対象を「室温」とします。

その室温を1時間ごとに計測することで、一連のデータが作られます。

これが「時系列データ」です。

時系列データの中身は時刻と室温が対になっており、何時にどれくらいの室温であったのかが分かるようになっています。

そして、これらのデータはcsvファイルなど、ある形式でまとめられた状態で提供されることが多いです。


このまとめられたデータを使用して、グラフ化やデータ集計が行われます。

グラフを見ると分かりやすいですが、それぞれのデータは前のデータを元に温度の上げ下げ(トレンド)が見て取れますね。




▶時系列データの特徴

 

■ その1:データ量が膨大になる

1秒毎にデータを計測するとします。24時間で86,400データです。

これは1つの計測対象、1日のデータです。

これが複数の計測対象、1年、3年、5年分と考えると、、、多いですね。

ただ、弊社の時系列データベースとRealBoardを使えばこの取り扱いは大変容易です。

ここまでお読みいただいた方々であれば、時系列データを扱うには、「大量のデータを上手く蓄積して使いやすいように管理する技術」が必要だと、お気づきかもしれません。

弊社製品はそこに長けているわけです。

■ その2: 1度しか計測するチャンスがない貴重なもの!

時系列データの特徴として留意しておきたいのは、ある時点のデータを計測する機会は、一生に1回しか存在しないということです。

すこし具体的に言うと、2021年1月1日 12:00のあなたの部屋の温度データを計測するチャンスは1回しか存在しないということです。


過去に戻って計測はできません。

スナップ写真を撮るのと同じ感覚です。(なので、実は写真も時系列データの一種なのです)


その意味で時系列データは非常に貴重なんです。


▶時系列データは世の中にあふれている

 

時系列データのイメージについて、少しはご理解いただけたかな?と思います。

そして、あらゆるものが時系列データになるぞ!と気づかれた読者の方も多くいらっしゃると思います。


ご想像の通りです。

これであなたも時系列データの世界へ一歩踏み出せましたね!

私たちの生活の中には時系列データがあふれています。

これらの時系列データを有効活用することによって、生活が便利になったり、工場の光熱費を下げたり、業務の生産性を上げたり、予測を行い事業戦略に活かすことだってできます。


世の中は時系列データだらけ

次回は、「時系列データを扱う大変さ」についてお話します。

お楽しみに。


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