IoPアイデアソン 中間発表会が開催されました
- ynakahira
- 1 日前
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株式会社PROMPT-X(プロンプトX)は、IoP技術者コミュニティの事務局として、高知県の次世代施設園芸推進事業を支援しています。
2025年12月17日(水)、高知市内のラ・ヴィータ(La Vita)にて「施設園芸農業とAIエージェント活用アイデアソン」の中間発表会が開催されました。
会場: ラ・ヴィータ(高知市本町3-3-1)

開催概要
高知県が推進するIoP (Internet of Plants) プロジェクトの一環として、AIエージェント技術を活用した新しいソリューション開発に取り組む「IoP技術者コミュニティ」のアイデアソン中間発表会を実施しました。当日は現地17名、オンライン6名の計23名が参加し、5チームによる進捗発表と活発な意見交換が行われました。
発表チーム
高知工科大学 様
井上石灰工業株式会社 様
株式会社カミノバ 様 (オンライン参加)
パシフィックソフトウエア開発株式会社 様
舞台AI 様
各チームがAIエージェント技術を活用した農業課題解決のアイデアを発表し、IoP技術者コミュニティのメンバーからのフィードバックを受けました。
発表内容から一部紹介
学生として唯一参加の高知工科大学チームは、IoPクラウド (SAWACHI) を活用した農業支援プラットフォームを提案。農産物の需給マッチング機能やリソース貸借機能など、農業課題を「個人ではなく地域で解決する」仕組みを、UIモックアップを含む作り込まれた資料で発表しました。学生自らが企画・設計した意欲的な内容です。
パシフィックソフトウエア開発チームは「AIエージェントによる病害虫監視システム」を提案。ハウス内に設置したカメラで植物の状態を撮影し、AIエージェントが画像解析を行い、病害虫の早期発見と生産者への通知を自動化するアイデアを発表しました。「AIの普及により、写真撮影の機会や重要性が増える」という将来のニーズを先取りした着眼点が注目を集め、参加者からはアイデアに留まらない実現への期待の声があがりました。コミュニティ内でのコラボレーション創発にも期待がかかります。
懇親会

懇親会では、参加者全員で「1年後の2026年にIoPでどんなニュースが起きているか」を予想する企画を実施。参加者が記入した「大ニュース」をAI (Gemini API) で即座にテレビニュース風のスライドに変換し、一人ひとりが「現場レポーター」として発表するユニークな試みで大いに盛り上がりました。
「SAWACHI API一般公開」「1億円プレイヤー農家が倍増」など、夢のある予想から技術的に具体的なビジョンまで、多彩なアイデアが披露されました。

今後の予定
・2026年1月15日(木): IoP講座「AIエージェント実践編」開催予定
・2026年2月18日(水): 成果報告会
成果報告会に向けて各チームともアイデアを磨き上げていきます。引き続き、IoP技術者コミュニティの活動にご注目ください。



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